報告
概要:
事案No.3『鏡のドッペル』
小さな田舎町の、商店街の片隅にあるこじんまりとしたバー(2階住居部分)にて住人の青年・晦氏が卓上ミラーを覗き込んでいたところ現れた。
調査結果:
鏡写しになっており、髪の分け目やホクロの位置、名札の文字などは左右反転している。
バーテンダーの制服を身に着けているのは、鏡に映りこんだ本体(晦氏)が同じデザインのバーテンダーの制服を着用していたため。
ただし、卓上ミラーには胸元から上しか写っていなかったため、それより下にある腹部や下半身などは模倣されていない(具体例:晦氏は男性であるが、彼のドッペルには女性らしい胸の膨らみがあった。性格や口調も本体とは異なっている)
晦氏の知人であるバーのマスター、名月晄氏が持っていたコンパクトミラーのほうにうまくドッペルを誘導し、ドッペルの手を鏡に触れさせることに成功。これにより、晦氏のドッペルは消滅した。
補足:
ドッペルはしきりに「鏡の中の世界」のことを言及していた模様。もしかしたら亜種の可能性あり(晦氏や晄氏が鏡の中に入った形跡はないので真偽不明)