概要
- インバース・フェーズ・リダクション『霧祓』(Inverse Phase Reducer 『Mubatsu』 / 逆位相還元装置 『霧祓』)は南海乃風専用の『F.R.A.M.E.』アイテムである
アイテムについて
- 外見
- 3尺9寸程の打刀。※約120cm
- 刀身は細見で反り高く、乱れ刃文、金筋あり。樋がある。鞘は朱色漆塗。
- 研がれているのは物打部分のみ。
- 機能
- 怪異の存在位相に干渉し、現実世界における成立条件を断つ。
- 怪異が保持する固有の存在位相を計測し、刀身に生成された逆位相の量子状態を接触させることで、位相の相殺を引き起こす。
- これにより、怪異は破壊・消滅するのではなく、当該世界において存在を維持できない状態へと遷移する。そのため怪異は結果的に存在していなかったものとして扱われ、その怪異による影響も同時に解消される。
- 有効対象
- 本装備が有効に作用するのは、現実世界と存在位相が完全には一致していない対象である。
- これには以下が含まれる。
- 怪異
- 位相的に不安定な異常存在
- 位相干渉によって発生・維持されている存在
- これらの対象に対しては、逆位相による相殺が成立し、存在条件の失効が確認されている。
- 無効または危険な対象
- 以下の対象に対しては、位相相殺が成立しない。
- 人間および通常の生物
- 現実世界と存在位相が完全に同期している物質・構造体
- 以下の対象に対しては、位相相殺が成立しない。
- 境界対象
- 以下の対象は限定的に作用するが、運用上の危険が大きい。
- 位相汚染を受けた生体・物体(部分的に怪異化した人間を含む)
- 位相異常が固定化した空間・設備
- これらに対する使用は位相不安定化を引き起こすため、原則として使用を制限する。
- 以下の対象は限定的に作用するが、運用上の危険が大きい。
- 有効対象
- 位相相殺の過程で生じた未処理の位相成分は刀身に残留する。この残留物は、南海の家系においては「穢れ」と呼ばれ、組織においては量子ノイズの蓄積として扱われている。穢れが一定量を超えた場合、使用者に以下のような影響が及ぶ可能性がある。
- 判断力および認識精度の低下
- 現実と非現実の境界認識の揺らぎ
- 本来起きていない事象の知覚
- そのため『霧祓』の使用は必要最小限に制限されるべきとされており、弱小な怪異への無差別使用は推奨されていない。
- 任務終了後、刀は必ず定められた方法による浄化(量子残留除去プロセス)が行われる。
- 備考
- 南海乃風専用の『Sword type_F.R.A.M.E.』。
- 南海の家系に継承される刀「無成還元≪むじょうかんげん≫」を模倣して作られた。本科は門外不出の品であるため、南海乃風以外の使用は禁止されている。
- 本装備は、既存の伝承刀剣に見られた特異な位相特性を理論化・模倣することで製造されたものであり、完全な再現には至っていない。そのため、運用には使用者適性および運用制限が設けられている。
